STORY

10.大人の女性にこそ、寄り添う存在を

あとりえ菫
A Companion for the Grown-up Heart

すみれうさぎが、あなたの夜を照らす灯火になりますように

これまで、家庭を支える専業主婦として、あるいは社会の一員として、懸命に生きてきました。 人生には、人それぞれの「つらさ」があります。仕事の重圧、家庭の悩み、選ばなかった道への未練。その痛みに大きいも小さいもなく、比べるものでもありません。

けれど、さまざまな立場で奮闘する女性たちに共通しているのは、「自分のことを後回しにしがち」だということではないでしょうか。

妻として、母として、娘として。あるいは職場の役割として。 周囲の期待に応え、明るく振る舞おうとするほど、本当の自分はどこか置き去りにされていく。私自身もそうでした。誰にも弱音を吐けず、夜の布団の中で声を殺して泣いたこともありました。

そんな私の凍えた心を溶かしてくれたのは、かつて自分が編んだ、編みぐるみでした。 その温もりに触れたとき、ふと思ったのです。 「これは、亡き母の愛に似ている」と。

ただそこに存在しているだけで、私をまるごと肯定し、静かに寄り添ってくれる。 そんな「母の眼差し」のような存在が、今の時代を生きる大人の女性にこそ、必要なのではないでしょうか。

この子(すみれうさぎ)を大切に扱うことは、これまで後回しにしてきた「自分自身」を一番に大切にすること。そこにつながっていると私は信じています。 「私は、私を幸せにしていいのだ」 そう自分に許可を出してあげるための、最初の一歩になったら嬉しいです。

年間にお届けできるのは、わずか30セットほど。 一針一針に祈りを込めて編み上げるこの子たちが、あなたの夜を優しく照らす灯火(ともしび)となることを願っています。

もし、あとりえ菫の世界に心惹かれるものがあれば、ぜひ一度会いに来てください。 個展の際には、あなたが直接抱きしめられる子を必ず連れていきます。

あなたの毎日が、ちいさな友だちと共に、穏やかで光に満ちたものでありますように。

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